Home > INFORMATION > 京都 クリル美容室の「ドライカット」について そのルーツ

INFORMATION

京都 クリル美容室の「ドライカット」について そのルーツ

IMG_1341初めてのご来店のお客様


ほとんどの方が僕のドライカット♪に驚かれます


髪を濡らさずに、ご来店そのままの状態でハサミを入れだすからね


そりゃ未知な経験なのでしょう


人によっては、ものすごく不安な顔をされます・・・・・・・

 

なので、改めてクリルのドライカット♪についてご説明したいと思います

 

 

 

 

ドライカットとは、読んで字のごとく

 

髪が乾いている状態でカットすること


大体、日本で習うカットは、まず髪を100%濡らす


ウエットな状態で切ることから習う


まぁ~、それが普通です(僕もそうでした)




で、大概の美容師さんは最後にドライして 微調整のために少しハサミを入れる感じ


私も独立する前は、そんな感じ





でね


ずっと疑問に思ってたんだ


私の行くカット講習、お偉い先生方(好きな美容師)は、みんな髪が乾いている状態でカットをはじめるわけ

 

 

 



昔、カットコンテストに出まくったけど、そこでもみんなドライでカットする


というのは、限られた時間内でヘアスタイルを創らないといけないから


ドライヤーを使う時間がないという理由だけれど・・・・・








で、実際の営業ではどうなん?




先輩も後輩もコンテスト出てる人


み~~~んな、髪をウエットにしてからカットしてる


これがごく普通の光景





何、この矛盾・・・・・





コンテストと営業は別物??





あんなけコンテストでドライからカットしはじめて良いヘアスタイル創ってるのに

なんで営業でウエットなん??


ドライカットの方がクオリティーが上がるんじゃないのか!?






まぁ~そんな疑問を思い始めたわけ






だから、自分で店を始めてから もうベースカットからドライでカットするようになった


ウエットカットに慣れてるから、ドライカットって超難しい


最初は大混乱だったけど・・・・・





「継続は力」です





ドライカットを始めて、しばらくすると自分に面白い現象が起きた





見えてくる!!




お客様の髪のクセ、毛流、重たいところとか


全体のシルエットのイメージなんかが明確にね






考えてみれば、そうなんです


普段、お客様は髪をドライな状態で過ごす


じゃ~普段すごしてる状態で、不必要な髪を無くしたり


邪魔な毛流を弱めたりと、最初っからベースカットをドライで始めたほうが家で再現率上がるんじゃないか


ウエットだと、水分の重みでクセや毛流は隠れてしまうのではないのか









そんなこんなで、オープンして間もなく


ハサミもドライカット用にと、職人に改良を求めた







それから10年以上が経ちました




僕のドライカット♪確実に進化してるし ヘアスタイルの「もち」が良いという


お声を頂けるようになりました


クセ毛(天然パーマ)のお客様が多いのも その関係かな・・・・・・・・・








これが僕のドライカットのルーツです

 

 

 

京都 クリル美容室の「ドライカット」について そのルーツ・・・・・・・の巻

 

関連記事↓

疑問 ドライカットについて ・・・・・・・の巻  追記あり